ねぶた温泉の由来/石川県 能登 輪島 ねぶた 温泉 旅館
ねぶた温泉は、能登半島の先端近く、
輪島市街から4kmほど東方、高洲山山麓に広がる棚田にPH10.5のアルカリ単純泉の掘削自噴の温泉です。
「ねぶた」は漢字では、「寝豚」であり、旅館の前には、路線バスのバス停があり、「寝豚」になっていることから、
輪島の人たちは、ねぶた温泉 海游 能登の庄のある集落の地名のように思われているようですが、
実は、能登の庄の裏山300mほど離れた地域いったいの土地の名前が「寝豚」なのです。
このねぶた温泉は、輪島の民話にあり、「豚」というのは、「猪」のことで
昔、高洲山の山麓にいつ行っても、傷ついた何匹もの猪が水たまりに寝そべっているところがありました。
ある日、一人の老僧がこの地を通った時にも
この水たまりに足に傷を負った猪が寝そべっておりました。
この老僧は、しばらく様子をうかがっておりました。
そして、この水に傷を癒す効果があることを察し、
そこへやってきた村人に、この力湧き出る水で風呂を沸かしてみることをすすめました。
するとそのお湯は、大変つるつるとするお湯になり、その村人の野良仕事で荒れた手足が
一晩で治り、また、いつまでもポカポカと温まり、大変喜び、そこに小さな湯屋を作ったのが、ねぶた温泉の始まりだとか・・・
ねぶた温泉の裏山の高洲山は奥能登では一番高い山で、
頂上には現在、高洲神社と嶽薬師という麓の真言宗高清寺の奥の院とされる小さな薬師堂があります。
そこには、一年に一日だけ参拝に上ることが出来ます。
山岳信仰の名残があり、今でも5月8日には、「嶽祭り」「嶽参り」と称して朝から車で上る人や歩いて登る人たちで大変賑わいます。
ねぶた温泉は、その 薬師の麓に沸き出る温泉であり、
今でも「お薬師の温泉」ということで、
輪島では唯一立ち寄り湯の出来る温泉となっており、親しまれています。
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【日本唯一 奇跡の湯】ねぶた温泉 海游 能登の庄 /石川県 奥 能登 輪島
〒928-0005 石川県輪島市大野町ねぶた温泉
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