当館の玄関に新しくキブシが加わりました。
椿も一緒にあります。
キブシは別名キフジともいいます。
漢字で書くと、「木五倍子」 「黄藤」だそうです。
「木五倍子」は、染料の「五倍子(ふし)」の代わりに使われたことから書かれるようになったようです。
「黄藤」は、藤のように花が垂れ下がっている様子から書かれるようになったようです。
キブシにも葉や果実の変異が多いことから、さまざまな種類にわかれているらしいです。
生育環境は幅広く、山地の明るい場所に生え、海岸線から内陸の川沿いまで見られます。
樹高は3mから高いもので7m になり、成長が早く、1年で2m近くまでなるそうです。
花の少ない春先に黄色い花を咲かせる、早春を彩る花木の一つ。
開花期が3月~4月ということで、見てみたいという方は是非能登の庄へいらしてください。